九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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四十六・七

〜伊勢型紙師〜 イラストレーターから転職で伊勢型紙師となる。 仕事後に生田さんの工房へ修行に行く。 多忙な生活だが、なにより辛かったのは、この仕事をどう始めれば良いかわからなかった時。 その頃は型紙師育成等の環境もなく必死に関連会社に通い、そこで出会った社長と生田さんの好意で今の環境でやれているそうだ。 走りたいが、どこへ走ればいいかわからない。その気持が良く分かる。  伊勢型紙彫刻 那須 恵子さん  三重県鈴鹿市  http://www.athome.co.jp/tobira/53/  Date.2015.01.19