九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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四十

〜茶筅職人〜 茶道において抹茶を点てる道具。 大学卒業後、他職を経て20代後半に家業を継ぐことを決意する。 父である19代目は83歳だが、体調を気遣って仕事を取り上げると怒ってしまうと笑いながら話してくれた。 長年毎日してきた仕事は生活の一部になっている。 「職人」という言葉がよく現れたエピソードだと思う。  和北堂 20代目 谷村丹後(淳)さん  奈良県生駒市  http://nttbj.itp.ne.jp/0743781755/index.html  Date.2014.11.28