九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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四十三・五

ネズミの毛を使った根朱筆は貴重だそうだ。 今回たくさんのお話をして下さった坂口さん。 「話しながら、自分に興味を持ってくれる人はどういう人なのかを知りたい」と言っていった。 彼の話には引き込む何かがあると感じる。 それが、上手さなのか。私の興味なのか。相性なのか。何故かは分からないが、人を「惹く」空気がを漂わせる。 ここでは表現しきれない、不思議な方。 それを確認するためにもう一度会いに行こうと思う。 今回は写真2割:お話8割。楽しくそれでいてモノ作りとは別の勉強ができ、充実した時間を過ごせた。  蒔絵師masa 坂口 政昭さん  石川県輪島市  http://makieshimasa.com/  Date.2014.12.01