九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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三・五

ここでは、その職人の意思を皆に伝えるため、工場を開放し誰でも自由に見る事ができる。 ちょうど小学生の団体見学が来ており、作業を見る子供の眼に確かな影響を与えているだろうと感じた。 また、年齢にかかわらず積極的に職人を希望する人を育ていることからも、先を見た物作り、意思を絶やさないという姿勢がよく分かる。  株式会社 諏訪田製作所 新潟県三条市  http://www.suwada.co.jp  Date.2013.11.19