九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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四十九・八

柳町さんの技術と理念を共有する仲間で作られた靴。 オーダーメイド、ビスポークというのは、使い心地など我々消費者(使い手)だけのメリットではない。 それぞれの個性と接すること。職人にとってそれは技術の向上や展開などの閃きを生む事へと繋がる。 ほぼ一方通行の大量生産ではなく、お互いを知り接する事は大きな付加価値を生むのだと感じた。 HIRO YANAGIMACHI 江川 このみさん  東京都渋谷区  http://hiroyanagimachi.com/  Date.2015.01.14