九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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四十九・七

どの分野でも工作機械の発展と共に手法の衰退へと繋がってきた。 柳町さんは手法からなる製品としての強度や精度といったクオリティーに焦点を合わせ、技術と理念を受継ぐと共に、それを伝える事の重要性を提唱する。  HIRO YANAGIMACHI 桒原 薫子さん  東京都渋谷区  http://hiroyanagimachi.com/  Date.2014.12.04