九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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五十一・七

〜江戸小紋染師〜 四代目になる幸生さん。 午前中に染めを失敗し、洗い流したそうだ。 実はこの日の朝、娘さんが出産のため病院へ行ったのだという。 ここで働く方が「朝からソワソワしてたんですよね。」と話してくれた。 なにか(^^)っとなるエピソード。 夜に無事に初孫さんが産まれ、おじいちゃんになる前の最後の写真となった。  江戸小紋染師 石塚 幸生さん  東京都八王子市  http://tokyokomon.jp/index.html  Date.2015.03.10