九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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四十八・五

生まれは栃木。 人と違った仕事をしたいという気持ちから、15歳で浅草の木彫師に弟子入り。 この弟子入りする事になった過程が面白い。 栃木を出る→埼玉で道に迷う→道を聞くと「あんな下手なとこは行くな!俺が紹介してやる!」→東京浅草の有名な彫刻師のもとへ。 「人間どこで運命が変わるか分からない」 まさにその通り。 こちらで詳しく紹介されています。 http://www.syokuninkai.com/products/list.php?category_id=54  江戸木彫刻師 北澤 一京さん  東京都葛飾区  Date.2014.12.08