九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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九

〜漆工職人〜 仏具の漆工職人 どんなものにも塗る事ができる。と、彼は自分の作品を見せてくれた。 もっと見てもらいたい、知ってほしいというのが職人の本音だ。 今後、技術は息子に受け継がれ、若い世代がその技術と物づくりをどう融合させて発表していくか非常に楽しみだ。  京仏具 株式会社 小堀 前田漆工 前田俊治さん 京都府京都市  http://www.kobori.co.jp  Date.2013.11.07