九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

Show More
Show More
四・五

伝統工芸士による展示会のための新作を日々思案している。 掃除機のホースからヒントを得て、紐を巻き付け染め上げれないだろうかと考えている。 「職人」という言葉は、どこか凝縮された意味を思わせるが、彼にはまた違った意思を感じる。 ちなみにホームページも自分で制作したと言うからすごい。  京の絞り工房KAWASAKI 川崎安造さん 京都府京都市  http://www.geocities.jp/kawasakisibori/   Date.2013.11.06