九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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十五

〜鞄職人〜 革鞄の作り手 革包丁。 元は違う仕事をしていたが雑誌に載っていた手作りの鞄に惚れ込み、30歳でこの世界に入る。 幼少の頃からその仕事一筋ではない自分は、職人ではない。自分より腕の良い人はいる。ただ、革を使って自分を表現したいと語る彼はアーティストなのだと思う。  Fugee 藤井幸弘さん 東京都豊島区  http://www.fugee.jp  Date.2014.02.26