九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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十二・五

職人を育てにくい世の中だが、息子さんが跡継ぎを申し出たそうだ。彼は職人の前に親として、 「やらせずに進むより、まずはやれせて自分で考えて欲しい。」と思っている。 情報社会となった今、インターネットで様々な情報が手に入り、あたかもそれを体験したかの様な錯覚に陥ってしまいがちだ。情報に踊ろされず、そこで知識を踏まえた上で自分の眼・身体で見極める事が大切だ。  篠原まるよし風鈴 篠原正義さん 東京都台東区  http://www.sam.hi-ho.ne.jp/maruyosi/  Date.2014.03.03