九十九の作り手  日本各地

 日本には古くから、付喪神(つくもかみ)という信仰がある。

長い年月を経て古くなった物に、神や霊魂などが宿るという観念で、

その物の扱い方により、宿る神は善にも悪にも振れるとされてきた。

つまり、人々は物に対してその物以上の尊敬の念があったのだろう。

物自体に意思が生まれるという観念は他にはなく、日本固有のものだ。

その観念は、古来より外から伝えられてきた技術を

独自に築き上げてきた「作り手」から生まれたのではないだろうか?

多くの製品が海外で生産されることを余儀なくされている昨今、

今でも尚、先代を継ぐ彼等、九十九の「意思」とその「意味」を今一度見直してみる。

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十二

〜江戸風鈴〜 伝統工芸 江戸風鈴 今では2箇所でしか製造をしていない風鈴工房。音色を決める硝子を薄くするには技術を要し、元々はガラス職人に属する。  篠原まるよし風鈴 篠原正義さん 東京都台東区  http://www.sam.hi-ho.ne.jp/maruyosi/  Date.2014.03.03